コーチングが組織開発に有効な理由とは?必要性や効果を解説!
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コーチングが組織開発に有効な理由とは?必要性や効果を解説!

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社会変化の激しい時代において、組織力の強化は企業にとって重要な課題といえます。一方で「会議で議論が発展しない」「目標達成に向けた団結力がない」など悩んでいる企業の方も多いのではないでしょうか。今回は「コーチング」に注目し、コーチングが組織開発や組織活性化に効果的な理由、取り入れる際のポイント等をお伝えします。

コーチングが人材育成に重要な理由とは?

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コーチングとは、コーチ(コーチングを行う側)が相手との対話を通して、相手の内面にある答えや可能性を引き出す取り組みのことです。コーチはさまざまな角度から質問や提案をすることで、相手が気づきを得られる機会を与えていきます。ビジネスにおいては自律型の人材を育成する手法として用いられています。

自律型人材とは、誰かの指示を待つのではなく自ら考えて行動する人のことです。先が見えないVUCAの時代においては、上司の指示を待たずに迅速に行動できる人材が求められます。企業内に自律型の人材が増えれば、組織力の向上に繋がるでしょう。

コーチングがなぜ組織開発に必要なのか

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チームワークが不足している、メンバーの当事者意識が低い、などの課題を持つ企業も多いのではないでしょうか。このような組織的な問題は、個人の協調性・信頼性・リーダーシップ・モチベーションなどが不足している可能性があります。これらを解決する手法として、コーチングが注目されています。以下では課題に対するコーチングの効果をそれぞれ見ていきましょう。

■チームの信頼関係を構築できる

上司と部下などの関係において、「相手が何を考えているのかわからない」といったコミュニケーションの悩みを抱えている方も多くいるのではないでしょうか。

この場合、コーチングがコミュニケーションの円滑化に寄与することが期待できます。コーチングで傾聴を重ね、相手からの信頼が得られると、話しづらかった悩みや不安なども打ち明けてもらいやすくなります。信頼関係が構築され、コミュニケーションが潤滑なチームはより大きな成果を出すことが期待できるでしょう。

■リーダーシップの開花につながる

メンバーのリーダーシップを育成したい場合もコーチングが有効でしょう。コーチングは相手の自発性や自律性を引き出すため、リーダーシップの育成も期待できます。自律的に行動できるリーダーシップを備えた自律型人材で構成されたチームは、スピード感をもって事業を進められるようになるでしょう。なお、自律型人材についてはこちらの記事でくわしく説明しています。

コーチングが必要な組織とは?

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コーチングは組織開発に有効的であることを解説しました。実際にコーチングを取り入れるべき組織は主に以下の3つが考えられるでしょう。

①信頼関係を強化したい
コーチングはメンバーの心理的安全性を高める効果が期待できます。そのため、メンバーが「相手にどう思われるだろうか」という不安を抱きポテンシャルを発揮できない、など信頼関係に課題を感じている組織はコーチングを取り入れることがおすすめです。

②アサーティブコミュニケーションができる組織にしたい
コーチングではメンバーの価値観を知り、互いの信頼関係が生まれます。ミーティングで意見の衝突を恐れたり、特定の意見に対して強い批判的な指摘をする人がいたりなど組織で議論が進展しない課題がある場合、コーチングを取り入れることも効果的です。

メンバー同士の信頼関係が生まれたチームではアサーティブコミュニケーション(相手を尊重しながら自己表現をするコミュニケーションのこと)がしやすくなるでしょう。

③一人ひとりが自律的に働ける組織にしたい
自ら考え行動できる自律型人材を育てたい場合もコーチングが有効です。コーチングを通じて一人ひとりの自発性や責任感を育み、自律型人材へと成長を促すことが期待できます。

コーチングで知っておくべきポイント

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コーチングにはさまざまなメリットがありますが、注意点もあります。

・コーチの能力が問われる
・コーチングが適さない人もいる

上記のポイントについてきちんと把握しておくことで、コーチングの成果が出やすくなります。詳しく見ていきましょう。

■コーチの能力が問われる

コーチングで成功するには、コーチがコーチングに関する知識や能力の有無も大切です。コーチングで必要なスキルは大きく分けて「傾聴」「質問」「承認」の3つです。

【傾聴スキル】
相手の悩みや課題を引き出すスキル。

【質問スキル】
相手に気づきやヒントを与えられるよう誘導するスキル。

【承認スキル】
相手の行動や成長を評価し、言語化してモチベーションを維持させるスキル。

上記のスキルに自信がなければ、研修や資格取得するなどして学ぶ必要があります。外部のコーチに依頼するのもよいでしょう。

コーチングのスキルについては以下の記事で詳しく説明しています。

■コーチングが適さない人もいる

成長意欲のない人や受け身の姿勢が強い人は、コーチングよりもティーチングのほうが適している可能性があります。コーチングには、本人のモチベーションや向上意欲が必要であるためです。

しかし、ティーチングは一方的なコミュニケーションであるため、相手の受け身の姿勢がより強くなってしまいます。ティーチングからコーチングへシフトできるように、配慮していくことが大切です。

コーチングを活用し、組織の活性化へ

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コーチングはチームにおける信頼関係の構築やメンバーのリーダーシップ育成など、様々なメリットがあります。コーチングはメンバーの可能性を引き出し、より活発なチームの実現ができる可能性があり、組織開発において効果をもたらすでしょう。組織開発の手段として、コーチングを導入することも検討してみてはいかがでしょうか。

NPO法人クロスフィールズは、社会課題の現場と企業で働く人をつなぐさまざまな事業を行っています。「留職」プログラムではコーチングの手法考え方を取り入れるなど、プログラム参加者個人の成長をサポートする事業を多く展開しています。具体的な取り組みは公式noteやホームページでご紹介しています。ぜひ参考にしてください。


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社会課題の現場と企業で働く人をつなぎ、課題解決とリーダー育成を目指すNPO法人クロスフィールズの公式noteです。新しい取り組みの数々や、その裏にある一人ひとりの物語をお届けします。