SDGs・CSR・ESGの違いやサステナビリティとの関連を解説
見出し画像

SDGs・CSR・ESGの違いやサステナビリティとの関連を解説

SDGsやCSR、ESG、サステナビリティは日常生活を送るなかで身近な言葉になってきました。しかしそれぞれの意味や違いが分かりづらいと感じる方は多いかもしれません。この記事ではSDGs・CSR・ESGやサステナビリティの意味や違いを分かりやすくご紹介します。ポイントはそれぞれの主体者が異なる点です。

SDGs、CSR、ESGの考え方を知ろう

画像1

SDGs、CSR、ESGはそれぞれ異なるものではありますが、根底には共通してサステナビリティの考え方があります。このサステナビリティとは何かを詳しくみていきましょう。

■考え方:すべてにつながる「サステナビリティ」とは?

サステナビリティ(sustainability)は、「持続可能性」のことです。「持続」の対象は幅広いですが一般的には社会や地球環境を指しています。

サステナビリティは、1987年に国連の「環境と開発に関する世界委員会」がまとめた報告書で「サステナブル デベロップメント(Sustainable Development:持続可能な発展)」という表現が盛り込まれたことで認知が深まりました。これは「将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発」を目指すものです。

このようにサステナビリティは環境保護の文脈で多く使用されていましたが、近年は環境保護だけでなくさまざまな社会的文脈で使用されています。

SDGs、CSR、ESG、サステナビリティの違いとは

画像2

ここではサステナビリティと関連の深いSDGs、CSR、ESGの用語の説明とそれぞれの違いについて紹介します。

■用語比較:SDGsとは?

SDGs(Sustainable Development Goals)とは「持続可能な開発目標」のことです。これは世界共通の目標として2015年に国連で採択され、17のゴールと169のターゲットから構成されています。

SDGsは世界中の人が豊かで公平に暮らせるようにと作られた「目標」です。これらの目標は社会・経済・環境の3分野に分けることができます。17のゴールを達成するには、企業・行政・NPOなどのあらゆるセクターが手を取り合い、協力して取り組むことが不可欠です。

SDGsについてはこちらの記事でも紹介しています。

■用語比較:CSRとは?

CSR(Corporate Social Responsibility)とは「企業の社会的責任」であり、主体は「企業」です。企業は利益を追求するだけでなく、社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダーや社会からの要求に対して適切な意思決定をする責任があります。

一般的にCSRは、利益の一部を環境保全活動やボランティア、寄付活動などを通じた社会貢献活動だと認識されてきました。しかし近年は上記に加えてコンプライアンス(法令順守)や環境マネジメントなど事業との関連が多く挙げられ、経営戦略に導入することが求められています。

CSRについてはこちらの記事もご覧ください。

■用語比較:ESGとは?

ESGとはEnvironment(環境)、Social(社会)、Governence(企業統治)を表します。ESGは企業が社会的責任を果たす行為に投資するための「指標」という側面があり、投資家視点であることが特徴です。

従来の財務状況だけに頼った投資では企業における未来の価値が見通せない世の中になってきたことから、投資家が非財務状況であるESGに注目して広がりました。

ESGについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

4つの用語違い

画像3

この記事ではサステナビリティ、SDGs、CSR、ESGの違いについて説明しました。まとめると「サステナビリティ」はすべてに共通する考えであり、SDGs、CSR、ESGはそれぞれ主体者や目線が異なることが特徴です。

NPO法人クロスフィールズは、社会課題の現場と企業で働く人をつなぐさまざまな事業を行っています。具体的な取り組みは公式noteやホームページでご紹介しています。ぜひ参考にしてください。


社会課題の現場と企業で働く人をつなぎ、課題解決とリーダー育成を目指すNPO法人クロスフィールズの公式noteです。新しい取り組みの数々や、その裏にある一人ひとりの物語をお届けします。