コーチング型マネジメントとは?実践方法も解説!
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コーチング型マネジメントとは?実践方法も解説!

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従来の「指示命令型マネジメント」に代わり、いま新たに注目されているのが「コーチング型マネジメント」です。
そこで今回は、コーチング型マネジメントの概要や実践時のポイントなどについて解説していきます。従来のマネジメント方法に限界を感じている、より効果的なマネジメント法を知りたい、という方はぜひ参考にしてください。

コーチングとマネジメントの定義

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まず、「コーチング」と「マネジメント」について簡単に定義を解説します。

■コーチングとは

コーチングとは「自発的な行動を促すためのコミュニケーション」です。相手の中に答えがあり、それを導き出すための「対話」が基本となります。コーチングを行う側(コーチ)答えを提供する、あるいは指示を与えるなどはありません。
コーチングについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

マネジメントとは

マネジメントとは、「組織の目標を達成するために経営資源を活用すること」です。業務効率化や生産性向上だけではなく、部下に対する評価とフィードバックや、チームのモチベーションを維持するための施策なども含まれます。

コーチング型マネジメントとは

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コーチング型マネジメントとは、コーチングのスキルや概念を活用するマネジメント方法です。指示命令型マネジメントとの主な違いを見ていきましょう。

指示命令型マネジメントとコーチング型マネジメントの違い

指示命令型マネジメントは「管理者が指示を出して企業の目標達成を目指す」という方法でした。そのため、部下は受動的になりやすく、自律性を高めにくいというデメリットがありました。

一方、コーチング型マネジメントでは、メンバーが自分で判断して行動し、その結果として組織の目標達成を目指します。自律性を持ったメンバーが増えれば組織全体が活性化し、企業の成果にもつながるという考え方です。

なお、自律型人材については下記の記事でくわしくご紹介しています。

指示命令型マネジメントとは考え方が異なる

指示命令型マネジメントでは失敗をしないことを重要視します。部下は指示どおりに行動するだけなので、最終的に問題を解決するのは上司の役割です。指示命令による強制力を伴うため、短納期での受注や消防隊の活動時といった危機的状況の打破には有効でしょう。

指示命令型マネジメントで成長してきた企業が多いのも事実です。しかし先が読めないこれからの時代、上からの指示では対応できないケースが多くなっていきます。このときに大事なのが、それぞれのメンバーが考え行動すること。創造的な組織を実現するためには、メンバーの自律性を高めるコーチング型マネジメントを取り入れる必要があるでしょう。

コーチング型マネジメントを実践する際の注意点

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コーチング型マネジメントを実践する際には、次の2点に注意が必要です。

・メンバーとの信頼関係を重視する
・スキルアップや目標達成を題材にする

それぞれくわしく見ていきましょう。

メンバーとの信頼関係を重視する

上司を信頼していなければ、部下は心を開いて対話できません。そのため、コーチング型マネジメントでは、メンバーと信頼関係を構築していることが前提になります。

メンバーとの信頼関係を築くためには、以下の3点を意識してみてください。

1.メンバーを理解する
自分の思い込みで相手を判断するのではなく、対話から本来の姿を知ることが大切です。

2.メンバーを観察する
悩みや問題を抱えているメンバーの心境を把握するために、声色や表情など、感情が表れやすい部分の変化を観察しましょう。

3.メンバーに自分から関わる
いつもと様子が違うと感じたら、自分から積極的に話しかけるようにしましょう。

スキルアップや目標達成を題材にする

目標達成やスキルアップを題材にしてコーチングを行うのも、ひとつの方法です。たとえば、年度はじめにキャリアアッププランを作成して共有し、実行できなかった項目のスキルアップを図るという方法があります。

キャリアアップ計画を立案する際には、仕事を複数の項目に区分して達成できなかった項目を明確にすることが大切です。計画を意識した仕事の割り振りやOJTとの組み合わせも効果的でしょう。

まとめ:コーチング型マネジメントを活用し、変化に対応する組織へ

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従来の指示命令型マネジメントは危機的状況を打破する際には役立ちますが、さまざまな変化に対応できる柔軟性のある人材の育成には不向きです。一方、コーチング型マネジメントはメンバーの能力を最大限に高めながら自律性を育むこともできます。


NPO法人クロスフィールズは、社会課題の現場と企業で働く人をつなぐさまざまな事業を行っています。「留職」プログラムではコーチングの考え方を取り入れるなど、個人の成長をサポートする事業を多く展開しています。具体的な取り組みは公式noteやホームページでご紹介しています。ぜひ参考にしてください。


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