全国から100名以上がオンラインで越境!ーコロナ禍でのコミュニティ活動
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全国から100名以上がオンラインで越境!ーコロナ禍でのコミュニティ活動

こんにちは、広報担当の松本です。今回は2020年10月にクロスフィールズが主催したオンラインイベント・CEG2020の模様を参加者の目線からお届けします!

CEGとは?

CEG*とはクロスフィールズのプログラム参加者や関係者が一同に集まるイベントです。社会課題解決に想いをもつ人々が互いに刺激しあうことが目的です。イベント後に生まれる行動が、社会を変える。そう信じて毎年開催しています。
*「CEG」は「Cross Fields Empowerment Gathering」の略称

2020年は「つながり」がキーワードでした。新型コロナウイルス感染拡大の影響により一時は開催中止も検討しましたが、オンラインでの実施に踏み切りました。背景には出会いの機会が減っている今こそ、人とつながる場をつくり、参加者に小さな変化を起こしたい、という想いがあります。結果としてパートナー企業や団体より総勢120名にご参加いただきました。

全3日間の行程では各回にテーマを設定。イベント全体を通じて参加者がさまざまな「つながり」から刺激を得られる仕掛けを用意しました。今回は参加者の視点からCEG2020の模様をお届けします。ぜひご覧ください。

1日目:自分とのつながり

この日は「自分とのつながり」をテーマに、社会課題体感フィールドスタディ@オンラインを実施しました。ゲストはSALASUSUの青木健太さんとあすびと福島の半谷栄寿さん。お二人が活動するカンボジア農村部と福島沿岸部をオンラインで訪問しながら、参加者は「自分の人生におけるテーマ」を探っていきました。

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(SALASUSU青木さんグループではオンラインでカンボジアを訪問)

私は青木さんのグループに参加しました。「自らの過去を紐解き色々なひとにそれを話すと、自分が大切にしている価値観が見えてくる」という青木さんのお話をもとに、参加者それぞれが自分の過去を振り返り、そこから人生で本当に成し遂げたいことや大切にしたい姿勢を見出していきます。最後に参加者同士で共有し「自分の人生におけるテーマ」を見つめ直していきました。

2日目:同志とのつながり

2日目は「同志とのつながり」がテーマでした。所属組織を超えて同じ想いをもつ仲間たちと出会い、刺激しあっていきます。今回は事前に参加者から「このコミュニティで話したいトピック」を募集し、集まった7つのトピックごとにグループディスカッションを行いました。

大企業がアフリカで事業展開するには?
途上国の人々が直面している課題を自分も実感するには?
オープンイノベーションの加速に向けて必要なことは?

など、大企業で変革を起こすため奮闘中の7名が自身の取り組みと直面している課題をピッチ形式で紹介。参加者は関心のあるトピックを選び、グループに別れてディスカッションをしていきました。

短い時間でしたが、「同じ課題意識を持つ人同士で勉強会をやりたい」という声があがるなど、各グループで新しいつながりが生まれました。後日、実際に勉強会が開催されたり、ビジネスコンテストへの出場を決めた人が生まれたりと、新たな行動につながっています。

3日目:社会とのつながり

最終日はゲスト講演などを通じて自分の仕事と社会のつながりや、目標を考える時間となりました。

あなたの行動は必ず社会に影響を生んでいる
ゲスト講演者の1人目は井上英之さん。長年にわたり社会起業家の育成に携わってきた経験から、参加者にこう語りかけました。

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(井上英之さん:慶應義塾大学 特別招聘教授、一般社団法人 INNO-Lab International 共同代表を務める)

“あなたの行動は何らかの影響を社会へ生み出している。そのことに気づきながら、『こんな行動』をして、『ほしい未来』をつくろうという意図をもって、色々なひとを巻き込んでいくことが重要。社会の変化は自分の行動から生み出せます”

手段は可変、志は不変
ゲスト講演者の2人目はあすびと福島代表の半谷栄寿さん。「自分がやりたいこと」を起点にして行動を起こすことの大切さを伝えていただきました。

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(半谷栄寿さん:東京電力の執行役員を経て、東日本大震災を機に一般社団法人あすびと福島を立ち上げ、代表を務める)

"様々な事業をするなか、失敗もあった。でも事業はあくまで手段であり、いくらでも変えていい。反対に変えてはいけないのが自分の志。本気でやりたいという気持ちを持って取り組み続ければ、手段は変わっても周囲の応援は自然と生まれ、いつか志を体現することができる"

大企業での仕事を通じて、社会課題に取り組む
その後のパネルディスカッションでは、留職やフィールドスタディ等のプログラム経験者3名が登壇しました。プログラム参加を経て社会課題解決への関心が高まり、その後企業で行動を起こしている3名。それぞれの経験談を聞き、大企業で社会課題に取り組むための行動の起こし方やチャレンジについて全員で考えていきました。

3名のお話で特に印象的だったのは、やりたいことを置かれた環境でやってみることの大切さと、その方法の多様さ。わたし自身も何かできるはず、と勇気をもらったセッションでした。

これからの行動を宣言
色々な話から受けた刺激をもとに、最後は参加者1人ひとりが明日から起こす行動をチャットで発表しました。

「シニア社員が活き活き働く会社にするため、活躍の場所をつくる」「住民が協力し、地域の課題に取り組むコミュニティづくりをする」など、欲しい未来に向けた力強いアクションが次々と発表され、まさにCEGのテーマである「エンパワメント」を体現するような時間でした。私も実際に宣言してみて、行動への一歩目を踏み出せた気がしています。

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(グラフィック・レコーディングで描かれたセッション3の様子)

CEGに参加してわかったこと

今回CEGに初めて参加し、クロスフィールズが築いてきたネットワークは豊かで、力強いということを改めて実感しました。そして全3日間のイベントを通じて、新しいつながりが多く生まれたと感じています。生まれた縁が協働に発展し、社会課題解決の動きになるかもしれない、と思うとワクワクします。個人的にも参加者から沢山の刺激を受け、自分の「ほしい未来」を実現するために行動を起こしていこう、と気が引き締まった機会になりました。これからのCEGも楽しみです!

社会課題の現場と企業で働く人をつなぎ、課題解決とリーダー育成を目指すNPO法人クロスフィールズの公式noteです。新しい取り組みの数々や、その裏にある一人ひとりの物語をお届けします。