CROSS FIELDS
社会課題の現場に飛び込み、様々な挑戦をした留職者たち。企業に戻った彼らを待っていたのは、新たなチャレンジの数々でした。
社会課題の解決に挑むリーダーから刺激を受け、自分のリーダーシップを見つけるストーリーを集めました。
スタッフインタビューや内部の取り組みをお伝えしています。
企業からNPOや社会的企業に飛び込んだ人々の物語。現地での出会いや挑戦の模様をお届けしています。
組織の枠を超えてつながった人々が刺激し合い、新たな一歩を踏み出す様子を描いています。
このページではスタッフのインタビュー記事をまとめています。クロスフィールズに加入した経緯や仕事のやりがいなどをメンバーが語っています。十人十色のストーリーをぜひご覧ください!(23/02/13更新) 現場でのプロジェクトを経験後、事業統括ディレクターに│ 原田悠子プロジェクトマネージャー後、広報/マーケ等を統括│西川 理菜外資系戦略ファームから一転、ソーシャルセクターへ│田熊彩子電機メーカーを飛び出し世界一周、クロスフィールズへ|法幸勇一 大手電機メーカーから加入、新規事
経済産業省が2022年に「人的資本経営コンソーシアム」を設立し、官民連携での取り組みが拡大するなど、いま人的資本経営への注目が高まっています。 人事戦略や企業経営におけるキーワードとなっている人的資本経営ですが、具体的にどのような取り組みをすればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。今回は人的資本経営の実践と開示事例についてお伝えしていきます。 人的資本経営が注目される理由と人的資本情報の開示が求められる背景経済産業省は人的資本経営について、人材を資本として捉え、
NECに研究職として入社した松葉さんは、2016年のインドネシア留職がきっかけで、社会課題に関心を抱くようになったそうです。帰国後は社内で社会課題解決型のビジネスを立ち上げるべく、ビジネスデザイン職、経営企画職とキャリアチェンジ。 社外でも志を同じくする仲間とコミュニティを立ち上げるなど、社会課題解決に向け積極的に活動の幅を広げてきた松葉さん。留職での気づきやその後の歩み、今後の展望について伺いました。(聞き手:広報・佐藤) 留職先で見たインドネシアのごみ山に衝撃を受ける
オムロン(株)では全世界の社員を対象とした、選抜型の次期経営層向けリーダー研修を実施しています。その一環で2022年9月から11月に、オンライン型・社会課題体感フィールドスタディを実施しました。同社が本プログラムを実施するのは昨年に続いて2回目です。 目的は参加者がグローバルな社会課題を体感して視点を広げること、そして個人のビジョン・ミッションを見つけ、それが企業理念とどう共鳴するかを考え、グローバルリーダーとして社会課題解決に向けた行動を起こせるようになることです。
国際協力NGOを経て加入し、現在は事業統括ディレクターを務める原田は「クロスフィールズは異なる価値観を認め合い、それをエネルギーにして前進する組織」だといいます。留職やフィールドスタディの現場で得た刺激や、ディレクターとして目指しているチームのあり方について語りました。 ビジネスの持つ力を社会課題の現場に国際協力に興味を持ったのは小学生の時でした。ドキュメンタリー番組や青年海外協力隊OBの方の話を聞いて、「こんな世界もあるんだな。自分も地球の裏側で誰かの役に立ちたいな」と思
「アートを通じた障がい者支援を行う日本とベトナムの2つの団体をつなげたら、想像以上の変化が生まれたんです」 こう振り返るのは、交換留職プログラムを担当したクロスフィールズの西川と鈴木です。 交換留職とは共通する社会課題の解決に取り組む団体が、国境を超えて学び合うプログラムです。今回は2021年11月から22年8月にかけて実施し、NPO法人エイブル・アート・ジャパン(日本/以下、AAJ)と、Tohe(ベトナム)の2団体が参加しました。 プログラムの流れとして、まず2021
日揮HDに所属していた臼井さんは2017年にインドへ留職しました。それから5年、現在は日揮(株)の社内ベンチャーの社長として福島県浪江町で陸上養殖事業に取り組んでいます。 「留職で見つけた”社会課題を突き詰める”というモットーで挑戦してきた」という臼井さん。インドでの刺激的な日々と、その後の挑戦について伺いました。(聞き手:広報・松本) プラントエンジニアから水産事業の社長になった原点――現在取り組まれている事業はどのようなものですか? 福島県浪江町で陸上養殖設備にて
人的資本経営に注目が集まり、人材育成は”投資すべきもの”として経営戦略のレイヤーで取り組むことが求められています。こうした社会的背景もあり、人材育成において「キャリア自律」というキーワードへの注目が上がっています。 今回はキャリア自律が求められる背景や、社員のキャリア自律を支援する具体的な企業事例をお伝えします。 キャリア自律とはそもそもキャリア自律とはどのような意味を持つのか、また注目されている背景について以下で説明していきます。 キャリア自律の定義 キャリア自律は
社会がポストコロナへと移行するなか、次世代の担う子どもに必要な教育とはどのようなものでしょうか? 今回は「いま求められる最先端の教育の姿」について、東明館学園の校長・神野元基氏、トビタテ!留学JAPAN・広報チームリーダーの西川朋子氏と深堀りました。(本レポートは2022/11/24開催「グローバルキャリア探究キャンパスCROSS BRIDGE開講記念イベント」を元に作成しています) 人生の早いタイミングで社会課題と接点を持つ大切さ小沼:クロスフィールズ小沼です。私たちは
ハウス食品・技術開発チームでグループ長を担当している大西さんは、2016年にインドネシアへ4ヶ月にわたり留職しました。「留職先のインドネシアと帰国後の日本での環境が大きく違っていて、逆にカルチャーショックを受けた」という大西さん。 2度の越境経験を通じてリーダーシップを発見していったといいます。インドネシア、そして日本での挑戦と葛藤について伺いました。 灼熱のなかR&Dを繰り返して生み出した成果 ――まず、留職に参加したきっかけを教えてください 新卒から研究所で勤務して
「世界中の団体と”社会をよくしていこう”という合言葉でつながっているクロスフィールズには、たくさんの可能性を感じています」 こう語るのは、大手総合電機メーカーを経て加入した花井です。クロスフィールズでの海外出張を経験して得た気づきや、リーダーに抜擢された新規事業への想いを語りました。 中高生の”お世話役”を経験、社会人10年目でNPOへ小学5年生のときにオーストラリアで過ごした経験もあり、幼少期から海外への関心がありました。進路を考える頃には、将来は国際協力分野に携わ
いま、「人的資本経営」という言葉を耳にする機会が増えています。一方で人的資本経営とは何か?や、取り組み方がわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は人的資本経営の定義や、経済産業省が注目している背景、企業の実践方法などについてお伝えします。 人的資本経営とは 人的資本経営の定義経済産業省は人的資本経営について、「人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方」だと定義しています。(※1) これまで人材は資源
クロスフィールズは2022年8月、ベネッセが実施するオンライン対話型レッスン「みらいキャンパス」にて、社会課題を身近に感じてもらう全4回の授業を小学校1~2年生に行いました。団体としても初めての試みのなか、「先生」として試行錯誤しながら授業を一から作り上げたメンバーの田中、花井、渡辺の3名が、今回の取り組みで得た気づきや印象的だったことを語り合いました。(聞き手:広報・佐藤) 子どもと世界をつなぐきっかけづくり、有志で初挑戦――はじめに、今回の授業について教えてください。
ハウス食品・食品事業本部の藤井さんは、2018年にタイで留職しました。もともと研究者肌で論理的な藤井さんですが、留職後は「感情」も大切にして働くようになったと言います。6ヶ月にわたる留職でどのような変化が起こったのか、そしてその変化は今の業務にどう接続しているのか。当時プロジェクトマネージャーとして伴走し、現在は広報マネージャーを務める西川理菜が伺いました。 大企業から小規模なソーシャルベンチャーへ――留職からもう4年経ちますが、現在はどのような業務を担当していますか? い
日立製作所でハードウェアのエンジニアを担当していた鳥越さんは、2013年にインドへ留職しました。帰国後は新規事業の立ち上げやプロジェクトマネジメントなど、エンジニアという枠を超えたキャリアを歩むことに。 その原点には留職で得た「周りを巻き込み、ゼロからイチを創り上げる経験」があったといいます。(聞き手:広報・松本) 留職後は新規事業などを担当――現在はどんな業務を担当されていますか? いまは日立ストレージの海外ビジネス部門に所属しています。入社以来ずっとハードウェアのエ
「越境学習」は企業人材の育成におけるキーワードとして、近年注目が高まっています。しかし越境学習の種類は多様で、どのように導入すればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は越境学習プログラムの種類とそれぞれの特徴、企業事例をお伝えします。 越境学習とは何か?越境学習の定義 越境学習とは、「これまで慣れ親しんできた環境や考え方の"境界"を超え、新しい機会に触れることで学び、価値観の変容があること」だといわれています。 越境学習研究の第一人者・法政大学大学院の石山