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自律型人材とは?メリットや育成方法をご紹介

自律型人材とは揺るぎない価値観や自分の「軸」をもち、それを指針として考えて行動できる人材を指します。(自律型人材の定義はこちらの記事もご参照ください)

自律型人材を育成する3つのメリット

この記事では自律型人材が組織へもたらすメリットを紹介します。主なメリットは ①自発的に動ける人材が増える ②変化に対応できる ③新しいアイディアが生まれやすい の3つです。これらの内容について1つずつ解説します。

メリット①自発的に動ける人材が増える
自発的に行動できることは自律型人材の特徴の1つ。ただ与えたれた指示をこなすのではなく、自ら考え主体的に仕事を作り出していくことができるので、マネジメントの負担も同時に減らすことが可能です。

メリット②変化に対応できる
自律型人材は「自分らしい価値観」を軸にして意思決定をしていくことができます。これまで以上に環境変化が激しいこの時代において、状況に応じて自ら考えて行動する人材が増えることは、組織が柔軟に変化へ対応することにつながります。

メリット③新しいアイデアが生まれやすい
前例にとらわれず自分で考える自律型人材は、これまでになかった発想を生み出すこともあります。そこで生まれたアイデアを周囲を巻き込んで実現する行動力も備えているため、新規事業の創出にもつながるかもしれません。

自律型人材を育成するうえでの課題

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自律型人材を育成する際の課題についても紹介します。主に育成に手間がかかることやノウハウがないと育成が難しいことがあげられます。以下ではこの2点の詳細についてお話します。

育成に手間がかかる
課題の1つ目は、自律型人材の育成には時間がかかることが挙げられます。自律型人材を育成するには、知識、スキル、行動力、メンタルなどさまざまな面を磨く必要があるからです。そのため、自社が忙しく育成に人手が割けない場合は育成が難しくなることもあるでしょう。

ノウハウがないと育成が難しい
課題の2つ目は自律型人材を育成するにノウハウがないと難しいという点です。この場合は自社で育成するのはハードルが高いので、外部の研修などを利用してみてはいかがでしょうか。

自社で育成をすべて行うのではなく、外部に依頼できる部分は外部の教育機関や企業に委託するという方法があります。こういった機関はすでに自律型人材を育成するノウハウを持っており、費用も自社で一からプログラムを作るよりも安価で済みます。

自律型人材を育成し、組織のさらなる成長へ

この記事では自律型人材についてお伝えしました。自律型人材とは自分の「軸」を明確に持っていて、課題に向き合いながら動くことができる人材です。自律型人材には役職者の負担を減らせる、生産性が向上する、新しいアイディアが生まれやすいといったメリットがあります。その反面、デメリットとして、育成に手間がかかること、ノウハウがないと育成が難しいことが挙げられます。

自律型人材を育成するには社員に必要なスキルやマインドを理解する、社員が行動できる環境を作る、こまめにフィードバックをするなどの方法が有効です。自律型人材を育成して、自社をさらに成長させてみてはいかがでしょうか。

NPO法人クロスフィールズでは自律型人材の育成に関するイベントなども開催しています。以下のレポートもぜひご覧ください。


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