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社会課題と私のリーダーシップ

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社会課題の解決に挑むリーダーから刺激を受け、自分のリーダーシップを見つけるストーリーを集めました。
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#新規事業

NECの役職者がルワンダで体感した「社会課題の現場に越境する価値」

NECのシニアディレクター吉尾理さんは、2019年にルワンダで実施したプログラム「Social Innovation Mission(以下、SIM)」に参加しました。これは日本の大企業、スタートアップ、NPO等の役職者層が1週間にわたり社会課題の現場を体感し、これからのビジネスのあり方と自身の志を見つめ直していくものです。   ビジネスを通じて社会課題が解決されている様子をルワンダで目の当たりにし、自身の考え方が大きく変わったという吉尾さん。プログラム後は他の社員にも社会課題

女川町で「まちのうれしいをつくるシゴト」実現へ―社会課題解決ワークショップ参加者が新規事業立ち上げに挑む

日立システムズは2022年4月より社員3名が宮城県・女川町に移住し、地域課題を深く理解したうえで地域と一緒に解決をめざすプロジェクト(以下、女川プロジェクト)を始動しています。 この女川プロジェクトのリーダー・畑田さんは、2020年に長野県・小布施町を舞台とした社会課題解決ワークショップ※に参加しました。ワークショップで体感した「現地の声を聞くことと、自分の意思を持って事業を創り上げる大切さ」が今に活きている、という畑田さん。ワークショップでの経験が女川プロジェクト立ち上げ

つくば市の職員がカンボジアを「体感」ー街の未来につながる3ヶ月

今回お伝えするのは、カンボジアを舞台に実施したオンライン海外研修*です。参加したのはつくば市役所の職員7名。現地の人々と対話し、自分自身を見つめ直していきます。(*本プログラムは「オンライン型 社会課題体感フィールドスタディ」の枠組みで実施) 日々の業務に精一杯だった彼ら・彼女らは、3ヶ月にわたり「理想のつくば市」を本気で描き、実現に向けて走り出しています。その背景にあるのはカンボジアの人々から受けた刺激でした。7名はどんな経験をし、変化していったのでしょうか。  プログ

福島県・南相馬を自宅から「体感」ー3.11被災地の人々との対話で見えたこと

こんにちは、広報担当の松本です。今回は先日開始した新規事業、「オンライン対話型 社会課題体感フィールドスタディ」についてレポートします。プログラムの舞台は南相馬。現地にて人材育成などに取り組む一般社団法人 あすびと福島さんご協力のもと、PwCコンサルティング合同会社さま向けに2日間かけて実施しました。 (写真は浪江町の請戸小学校) 実は私自身、今回の舞台である南相馬へは行ったことがなく、フィールドスタディの参加も初めてでした。「本当にオンラインで社会課題を体感するなんてでき