マガジンのカバー画像

社会課題と私のリーダーシップ

15
社会課題の解決に挑むリーダーから刺激を受け、自分のリーダーシップを見つけるストーリーを集めました。
運営しているクリエイター

#越境学習

2023-24年『企業と人材』連載テーマ一覧

クロスフィールズは2023年4月から24年3月まで、人材開発情報誌『企業と人材』にて「社会課題とビジネスをつなぐリーダーシップ」をテーマに連載を担当させていただきました。 以下に各回テーマをご紹介させていただきます。内容をさらに深く知りたい方は『企業と人材』webサイトより詳細をご確認ください。 当該テーマに関してご関心のあるメディア関係者/企業関係者の方は、こちらのお問い合わせフォームにてご連絡ください。 『企業と人材』連載テーマ一覧第1回「今求められる、事業性と社会

企業経営者がソーシャルセクターに経営参画。”ボード越境”が生んだ変化とは?

クロスフィールズは2023年より、役員レベルの人材交流をセクター間で加速させるボード越境イニシアティブを開始しています。2023年の活動としては、ビジネスセクターの役員層によるソーシャルセクターへの経営参画の動きの後押しを行いました。 本イニシアティブでは2023年5月に「ボードマッチイベント」を開催し、ビジネスセクターの経験や知識と、ソーシャルセクターが必要としているニーズのマッチングを実施。大企業やスタートアップの経営者15人と、受け入れ側としてNPOなど5団体が参加し

NECの役職者がルワンダで体感した「社会課題の現場に越境する価値」

NECのシニアディレクター吉尾理さんは、2019年にルワンダで実施したプログラム「Social Innovation Mission(以下、SIM)」に参加しました。これは日本の大企業、スタートアップ、NPO等の役職者層が1週間にわたり社会課題の現場を体感し、これからのビジネスのあり方と自身の志を見つめ直していくものです。 ビジネスを通じて社会課題が解決されている様子をルワンダで目の当たりにし、自身の考え方が大きく変わったという吉尾さん。プログラム後は他の社員にも社会課題

全国の高校生がオンラインで社会課題に触れてキャリアを考える!クロスブリッジ第一期レポート

クロスフィールズは2022年12⽉から2月まで⾼校⽣向けプログラム「グローバルキャリア探究キャンパス “CROSS BRIDGE”(クロスブリッジ)」の第一期を開講しました。これは全国の⾼校⽣がオンラインで国際的な社会課題と接点を持ち、その解決に取り組むロールモデルとの出会いから、⾃⾝のキャリアの可能性を広げていくものです。 東北から沖縄まで27名の⾼校⽣が参加した今回のクロスブリッジ。どんな2ヶ月になったのか、その様子をお伝えします! *現在クロスブリッジは第二期の参加

留職と海外型フィールドスタディをきっかけに見つけた海外進出のチャンス

衛星データとAIを活用して農業の課題解決に取り組むベンチャー企業・Sagriの代表、坪井さんは留職と2回のSocial Innovation Mission(以下、SIM)に参加しました。 「留職とSIMの参加、どちらも海外進出のきっかけになった」と話す坪井さん。プログラムでの学びとその後の事業の変化について、SIMを担当し、その後も坪井さんに伴走した田熊が深掘りしていきました。 留職でインドへ。海外進出の可能性を実感――まず、留職に参加したきっかけと活動内容について教え

全世界の社員が同時に越境─日本・インドネシアのリーダーと対話し磨くグローバルリーダーシップ

オムロン(株)では全世界の社員を対象とした、選抜型の次期経営層向けリーダー研修を実施しています。その一環で2022年9月から11月に、オンライン型・社会課題体感フィールドスタディを実施しました。同社が本プログラムを実施するのは昨年に続いて2回目です。 目的は参加者がグローバルな社会課題を体感して視点を広げること、そして個人のビジョン・ミッションを見つけ、それが企業理念とどう共鳴するかを考え、グローバルリーダーとして社会課題解決に向けた行動を起こせるようになることです。 

住友商事の社員が原生林で見つけた「自分らしいリーダーシップ」

2022年7月、住友商事の社員が「社会課題体感フィールドスタディ」に参加しました。参加者は入社10〜15年目にあたる次世代リーダー層の21名です。各事業部やコーポレート部門から参加しました。 社会課題体感フィールドスタディとは、国内外の社会課題の現場を「体感」し、困難な課題に立ち向かうリーダーの活動と志から刺激を受ける数日間のプログラム。今回は、オンラインでの事前セッションと、岡山県西粟倉村での現地セッションの二部構成です。 西粟倉村で自身のやりたいことを実現しているリー

留職から3年―受け入れ側になって感じる「留職の価値」

食用コオロギの生産・販売に取り組む(株)エコロギー代表・葦苅さんは2019年に学生留職(*)に参加し、2021年には逆に留職者を受け入れる立場になりました。 エコロギーは2017年に創業。当時は大学院生だった葦苅さんが、昆虫食の普及で食糧問題と環境問題の解決をめざして事業をスタートしました。葦苅さんは2019年に学生留職に参加し、カンボジアで活動。その後もエコロギーは事業拡大を続け、2021年に今度は留職者を迎える立場となり、同年6月から翌年2月までの9ヶ月にわたって損保ジ

女川町で「まちのうれしいをつくるシゴト」実現へ―社会課題解決ワークショップ参加者が新規事業立ち上げに挑む

日立システムズは2022年4月より社員3名が宮城県・女川町に移住し、地域課題を深く理解したうえで地域と一緒に解決をめざすプロジェクト(以下、女川プロジェクト)を始動しています。 この女川プロジェクトのリーダー・畑田さんは、2020年に長野県・小布施町を舞台とした社会課題解決ワークショップ※に参加しました。ワークショップで体感した「現地の声を聞くことと、自分の意思を持って事業を創り上げる大切さ」が今に活きている、という畑田さん。ワークショップでの経験が女川プロジェクト立ち上げ