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社会課題と私のリーダーシップ

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社会課題の解決に挑むリーダーから刺激を受け、自分のリーダーシップを見つけるストーリーを集めました。
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#社会課題体感フィールドスタディ

NECの役職者がルワンダで体感した「社会課題の現場に越境する価値」

NECのシニアディレクター吉尾理さんは、2019年にルワンダで実施したプログラム「Social Innovation Mission(以下、SIM)」に参加しました。これは日本の大企業、スタートアップ、NPO等の役職者層が1週間にわたり社会課題の現場を体感し、これからのビジネスのあり方と自身の志を見つめ直していくものです。 ビジネスを通じて社会課題が解決されている様子をルワンダで目の当たりにし、自身の考え方が大きく変わったという吉尾さん。プログラム後は他の社員にも社会課題

留職と海外型フィールドスタディをきっかけに見つけた海外進出のチャンス

衛星データとAIを活用して農業の課題解決に取り組むベンチャー企業・Sagriの代表、坪井さんは留職と2回のSocial Innovation Mission(以下、SIM)に参加しました。 「留職とSIMの参加、どちらも海外進出のきっかけになった」と話す坪井さん。プログラムでの学びとその後の事業の変化について、SIMを担当し、その後も坪井さんに伴走した田熊が深掘りしていきました。 留職でインドへ。海外進出の可能性を実感――まず、留職に参加したきっかけと活動内容について教え

オンラインで「個のリーダーシップ」は育める?参加者が語る変化とは

クロスフィールズが展開している「オンライン型 社会課題体感フィールドスタディ」は、社会課題に取り組む国内外の組織とオンラインでつながり、対話によって内省を深めるプログラムです。 参加者はライブ映像で社会課題の現場を見て、当事者や現地のリーダーとの対話を行いながら、課題への理解を深めていきます。そこで受けた刺激を他の参加者と振り返り、組織のあり方や自分自身の志について見つめ直していくというものです。 2020年6月にプログラムの提供を開始し、これまで9社より310名が参加。

インドの辺境で企業の役職者が見つけた「未来のビジネス」の形

2020年1月、クロスフィールズは「社会課題体感フィールドスタディ」をインドで実施しました。本プログラムは「留職」とは違い、企業の経営層・幹部向けのもの。「“会社・社会の変化”には、この層の意識改革が欠かせない」と事業を始め、5年間で28回延べ505人が参加しています。 海外での実施は2018年のインド、翌年のルワンダに続き、3度目。初回のインドは南部が中心でしたが、今回は北部のデリー近郊やヒンドゥー教の聖地バラナシが舞台です。 インドは堅調な経済成長を続けています。人口