農業廃棄物を住宅建材に。留職で磨いた『倍返し』力、本業で生かす
パナソニックの陳さんは2018年に留職し、タイのKokoboard(ココボード)で農業廃棄物を使った環境にやさしい建材の開発に関わりました。その経験を生かして、現在はパームヤシの廃材を再利用するプロジェクトを担当しています。留職で得た学びやこれからのビジョンについて話を聞きました。(聞き手:広報・佐藤)
植物由来は専門外、調達から模索して試作品を完成――ココボードへの留職では、どんな経験をしましたか?
留職中は稲わらやココナッツの殻など、植物由来の素材を使った建材開発に関